まだ見ぬ恋人/スーザン・エリザベス・フィリップス

『まだ見ぬ恋人』のあらすじ

 

アナベルは亡き祖母の結婚相談所を継いだばかりだった。VIP専用の結婚仲介業。最初の顧客はアメフトの大物エージェント、ヒース。彼は完璧な妻を求めていた。彼に女性を次々に紹介していくうちにアナベルとヒースは親しくなり、シカゴ・スターズの夫婦たちで行う読書会に参加した2人は湖畔のコテージで結ばれる。しかし、その後もアナベルはヒースに女性を紹介するという辛い仕事を続ける。2人の恋の行方は?ロマンスの女王のほのぼのとした最新作!

(本書あらすじより)

『まだ見ぬ恋人』のヒロイン・アナベルとお相手・ヒースについて

(引用元:写真ACからの写真)

ロマンス小説『まだ見ぬ恋人』のヒロインであるアナベルと、その相手であるヒースについて少し掘り下げましょう。

アナベルについて

まずヒロイン・アナベルは割と上流に近い家系の出です。二人の兄はそれぞれ会計事務所の副社長、心臓外科医というキャリアの持ち主。家柄も良いなか、型破りだった祖母の結婚仲介業を引き継ぐ彼女

そんな彼女もまた、亡き祖母と同様に一族の型破りな存在なのです。

兄たちを引き合いに出されて責め立てられるなか、引き継いだ結婚仲介業をなんとか成功させたいと願うアナベル。

そしてその第一の顧客がヒースでした。

ヒースについて

ヒースについていえば、まず一言「成功者」ということが言えます。

シカゴ・スターズというアメフトの大物エージェントである彼ですが、そんな成功の裏には彼の暗くて貧しい過去があります。

トレーラーハウス育ち、父親は呑んだくれ、女性の出入りの激しい家で育ったヒースは、女性観というか恋愛観にちょっと複雑な傷を負っている模様…

アナベルに結婚の条件を聞かれた時には、読んでいて思わず笑ってしまうほどのパーフェクトな女性を希望します。

しかしその求めるものの中に「家庭」というものがチラチラと見え隠れしていて、ヒースの心の孤独が見えてくる…。

 

 

『まだ見ぬ恋人』を書いたスーザン・E・フィリップスについて

(引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

まずはプロフィールをご紹介。

プロフィール

スーザン・エリザベス・フィリップス

  • 生年月日:1948年12月11日
  • 年齢:70歳
  • 出身:アメリカ オハイオ州シンシナティ
  • 活動期間:1983年〜
  • 代表作:『あなただけ見つめて』(1995年)『あの夢の果てに』(1999年)

なんと70歳なんですね!?

驚き…。

作品を読んだ方ならわかると思うけど、まさか70歳が書いてるとは思えないくらいに若々しい作品が多いんですよね…。

作品について

以前に同じ著者の『キスミーエンジェル』を読んだことがあるのですが、彼女の作品は「ロマンス小説はちょっと…」という人にこそ読んでほしい!

というのも、彼女の作品は丹念な描写や心情が描かれているのはもちろんのこと、設定とかストーリー展開が文学的!

めちゃくちゃに面白いエンタメ恋愛小説という感じ。

なのでぜひとも彼女の作品は、「恋愛小説なら好きだよ」という方にこそ読んでもらいたいものが多いです!

 



『まだ見ぬ恋人』全体の感想・まとめ

(引用元:acworksさんによる写真ACからの写真)

さてさて、『まだ見ぬ恋人』の全体の感想です。

前回に引き続き、やっぱりスーザン・E・フィリップスは面白い!!と再確認しました。

前に読んだ『キスミーエンジェル』もヒロインとヒーローがひっつく過程のモダモダが異常に面白かったのですが、今回もまたそこが面白かった!

結婚仲介業者としてヒースに相手を紹介するという立場のアナベルという設定がまた良い…。

ただ最後の最後で今回は若干引っ張りすぎるかなーとは思いました。

でもそこはヒースもアナベルも恋愛にトラウマを抱えている者同士だから仕方ないんだよな〜…。

とにかく毎日夢中で読みまくりました!

スーザン・E・フィリップス作品は評判が良いものをあと2冊積んでるのでまだまだ読みたいと思います 😀