クロストーク / コニー・ウィリス

 

 

 

 

面白かった!

★4!

 

 

あらすじ

 

画期的な脳外科手術EEDを受けることにより、恋人や夫婦がたがいの気持ちをダイレクトに伝え合うことが可能になった社会。携帯電話メーカーのコムスパン社に勤務するブリディは、エリートビジネスマンでボーイフレンドのトレントとの愛を深めるために、干渉してくる親族たちや、コムスパンいちの変人と名高いCBの反対を押し切って、EED処置を受ける。だが、ブリディが接続したのは、トレントではなくとんでもない相手だった!? 人の心がわかることは幸福につながるのか?ソーシャル・メディアとコミュニケーションの未来を、SFならではのテーマとミックスする、超常恋愛サスペンス大作。

           (公式あらすじ)

 

 

感想

 

いやー面白かった!

実は初のコニー・ウィリス作品だった。

そしてまたまた実は、私、コニー・ウィリスのドタバタが苦手だったのである。

『ブラックアウト』とかその他の作品も、このドタバタ劇に脳内が混乱してきてしまうため、何度読み返しても挫折していた。

 

今回も序盤のドタバタのシーンで息が詰まる。

うっ…!!!

だがしかし、ここを乗り越えたらきっと何か面白いことが起こるはずなのだ、絶対!!と、それを信じてエイヤっと読み進める。

するとまあ、どうしたことでしょう!もうそこからは一気に話が怒涛のごとく流れていき、面白い面白いとあっという間に読了。

そうかー…コニー・ウィリスの作品ってこんな風にストーリーが流れていくのかー…。これは他の作品も短気にならずに読まなきゃいけないぞ…。

 

最初この見た目の厚さ(おまけに二段組)と序盤のドタバタにかなりひるんでしまうものの、読み終わったら、なんかまったく気にならない。

むしろ、時間を忘れるのでなんだか300ページぐらいしか読んでないような気がするww

 

主人公のブリディ、私は結構好きでした。

あとなんといってもCB!!変人CB!!彼が素敵すぎて、ブリディとのやりとりにいちいちニヨニヨしてしまうww

最初の私が苦手としていたドタバタ劇の中にこそ、そのあとのストーリー展開につながるさまざまな種が撒かれていて、それがどんどん花開いていく、そして謎が暴かれていく快感。読書はこうじゃなきゃね!!

あー久しぶりにがっつりいい読書をしたわー♡

やっぱりウィリスの他の作品群も漁っちゃおうかしらと思わざるを得ない。分厚くて、長い小説だからこそ、こっちも気を長くして付き合わなきゃいけない小説だし、必ずその先には読書の救いがある。それがウィリスの作品なのかもなー。

 

とにかく面白かった!

 

それではまた〜。